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親の子育てが学校を良くも悪くも変えていく

こんばんは。TAZUです😄

 

さて昨日のブログで、学級崩壊のリアル実態をご紹介しました。

 

御覧になって頂いた方、それぞれ思うこと、感じることがあっただろうと思います。

 

学校って、色んなタイプの子どもたちが一斉に集まるわけですから、

それはそれは大変なことです。

 

みんなまだまだ感情のコントロールができないので、トラブルというのは付き物です。

 

勉強だけでなく、そういった「人間とは?」ということを、学校生活を通じて学んでいくというのも、子どもが学校へ通う意義なのかもしれません。

 

やんちゃな子、マイペースな子、物静かな子、目立つのが好きな子、恥ずかしがり屋な子、優しい子、えばりんぼな子などなど、それぞれの個性があります。

 

そして、その一人ひとりが社会とどう向き合い、どんな人生を歩んでいくのか。

 

それは、親にも先生達にも分からないことです。

 

もちろん、子ども達も自分自身で悩み、もがいて自分の人生を自分の体と頭と心で生きていくのです。

 

学校は、子ども達一人ひとりにとって、その人生の中の大切な過程だということを、

私たち大人は今一度、肝に銘じて子育て・教育に向き合わなければならないのではないでしょうか?

 

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子どもは大人よりも感受性が豊かですから、色んな人との体験をする度に、

感性というものを磨いていく生命力ともいえる可能性を持っています。

 

子どもの頃に関わった大人たちの言動一つ一つが、生徒一人ひとりの物の考え方などにも影響を及ぼすのです。

 

それは、良い方にも悪い方にもです。

 

最近は、テレビや著書などでも、『子どもを天才に育てる方法』などの特集が組まれ、

世間のママさんたちも食い入るようにして参考にしようとしています。

 

「我が子を思ってこそ」なので、それも1つの愛情なのかもしれません。

 

しかし、中にはその子育てがママ・パパの独り歩きになっているケースも多いことを、きちんと考えなければなりません。

 

子どもはそんな親に振り回されるしかない状態で、

ストレスを抱え、親の知らない学校という社会の中で、いじめの加害者と化していたり、学級崩壊させてしまったりすることもよくあることです。

 

どんなに勉強ができようとも、人に危害を与えたり、度が過ぎた迷惑をかけてしまっては、果たして大人社会になった時に人から必要とされる人になれるでしょうか?

 

仕事などの場面では、人として信頼されて初めて「この人に任せよう」と思ってもらえるからこそ、活躍できる人材になれるのです。

 

我が子が立派になるかどうかは、子ども自身が自分の力で成し遂げるもの。

 

親はそれをただただ見守り、時に叱咤激励をすることしかできないのだということを、

私たち親は認めることから始めなければ、学校という環境は良い方向に改善することはできません。

 

 

 

最初にも言いましたが、学校は色んなタイプの子どもたち一人ひとりが来ることを認められた場所です。

 

ということは、どんな子も学校でいじめられる筋合いもなければ、

いじめていい権利もありません。

 

子ども達自身が、「学校はみんなが来る場所」だということを意識すること。

それにはまず大人全員がその意識を持つことが必要不可欠です。

 

私たち大人の一人ひとりの意識が学校という環境を変えていく力になります。

 

それが社会から必要とされている親としての務めなのではないでしょうか。

 

              TAZU