いじめの根源は加害者の心にある
こんにちは。TAZUです😊
今日は、久しぶりにニュースを見て怒りが沸々と湧いてきました。
私は、いじめの問題にはかねてより関心を持っており、過去のブログやTwitterでも、何度か意見を発信させて頂いています。
子ども同士のいじめ問題は奥が深く、被害者のケアはもちろんですが、まだまだ成長過程である加害者生徒のケアや揺るぎない指導は、絶対的に必要だと思っています。
なぜなら、いじめの問題は、被害者側よりも❛いじめ❜という行為をする加害者側の子どもの心の状態の方が、危険に陥っているからです。
いじめを受ける側は、当然ですが傷つきます。
ですが、ある意味では、それは人間として正常な心の動きです。
嫌なことをされれば心が傷つくのは、その子が真っすぐに成長している証。
しかし、誰かをいじめて、傷つけて、楽しい、スッキリする、気持ちいいというのは、決して健全とは言えません。
そこには、自我が芽生えるからこそ生みだされる、プライドだったり、ストレスだったり、自尊心だったり、不安だったり…
負の感情との葛藤が、多かれ少なかれあるわけです。
無垢だった乳幼児期には味わったことのなかった感情との向き合い方が分からい子もいるでしょう。
それなら、誰かが教えてあげなければ、加害者の子どもは、どこにいっても加害者であり続けることになる。
救うのは、被害者生徒だけではない。
加害者生徒が、この先加害者であり続けなくてもいいように、教え導くことが、何より大切な教養ではないだろうか?
そしたら何てこと?!(; ・`д・´)
教師が教師をいじめて?
なおかつ生徒までも巻き込んでると?
いやいやいやいや!!!!!!!!!
先輩教師のみなさん、これは一発「ばかやろう!」じゃないですか?
いじめの問題は、決して子どもだけの問題ではありません。
大人になっても、職場内いじめに悩まされている人はたくさんいます。
もう一度言います。
被害者側に原因はありません。
加害者側の心が原因です。
このいじめを行なった加害者側の教師たちは、残念ながら子どもの頃にこの教養を受けてこなかった。
これが一番の要因です。
もちろん、成人した立派な大人ですから、責任は自分一人で負うことになります。
しかし、この加害者側の教師たちを教養する立場にあった大人たちの責任も、少なからずないとは言えないと思います。
被害者教師の方には、傷ついた心をしっかり癒し、ケアをして、ぜひ子ども達に健全な教養を蓄えてあげてほしいと、切に願います。
そして、加害者の教師たちには、己の心の弱さと向き合い、自らの教養をしっかり身につけ、自分の人生も、他人の人生も、大切に扱って生きていってほしいと思います。
TAZU🍀
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